

Todai To Texas(TTT)は、学生の技術プロジェクトチームを、米国テキサス州オースティンで開催される「サウス・バイ・サウスウェスト(SXSW)」へ派遣し、グローバルな挑戦を支援するプロジェクトです。
今年は「TTT with 100」という名称で実施します。
「将来はグローバルなプロジェクト活動に挑戦したいと思っているが、海外経験がない・現時点の実績もない・良いアイデアもない」という学生のためのプログラムです。
過去に100Programなどのプロジェクト活動に参加したものの、何かが足りなくて次のステージに進めないと感じている方、壁に当たっていると感じている方を対象としています。
参加者は、100programと同等の活動(100時間の開発やプロトタイプ作成など)に加え、同時並行的に、2月は課題図書などの宿題に取り組み、3月はテキサスで開催されるSXSWに参加します。
「ハードな」100 Programの内容に加え、並行して米国に渡航するという「さらにハードな」2ヶ月になりますが、「2025年に新しいことに取り組みたい」という方のご参加をお待ちしています。
皆様のご応募をお待ちしています。
応募締切 | 2025年1月26日(日)23:59(日本時間) 1月28日(火)までに、書類審査の結果をメールでご連絡し、通過者には29日(水)にオンライン面接を実施予定です。 |
期間 | 2月5日(水)〜 3月23日(日) このうち、3月6日〜12日(予定)で、米国へ渡航します。 |
対象 | 大学生、大学院生、高専生 |
採択人数 | 4名程度(予定) |
参加費 | 無料(渡航費・滞在費は事務局が負担します) |
主催 | 東京大学 産学協創推進本部 |

毎年3月に米国テキサス州オースティン市で開催される巨大イベントです。


100カ国以上から延40万人が集まると言われている
展示会には世界中から集まったグローバル企業やスタートアップによるブースが並び (Exhibitions)、
音楽や映画のライブやイベントが街中で繰り広げられます (Festivals)。

Instagramの創業者らによるセッション
(Photo by Jordan Hefler)

イーロン・マスクもSXSWで登壇
(写真はSXSW2018のセッションのもの)
イノベーターやアーリーアダプターが集まるため、無名のスタートアップにとっても絶好のローンチの場となっています。
かつてTwitterがSXSWをきっかけにブレイクしたり、初期のairbnbやUberもSXSWにやってきたことがあります。
過去にはOpenAI(ChatGPT)の創業者、Instagramの創業者、イーロン・マスクやマーク・ザッカーバーグが登壇するなど、世界の最先端で活躍するスピーカーによるセッションが大量に行われています。

「11年前のSXSWで、Twitterは世界にIntroduceされた」(2018年のTwitter House)


すべてのアラムナイを見るには、「Alumni」セクションをご確認ください。








参加者の渡航費や滞在費は事務局が負担します。現在、円安と物価高のため、SXSW参加は非常に高額になっており、個人で渡航しようとすれば数十万円かかるはずです。
ただし、現地での食費や、オースティン市内での交通費など一部は自己負担になります。
同世代の仲間と、参加者として仲良くなることができます。ただ単に仲良くなるだけでなく、異国の地で困難を一緒に乗り越えることで、強い絆も生まれるはずです。
100 Programと同等(プラスアルファ)の宿題に取り組みます。
また、開発支援金も100 Programと同等の支援があります。
※第7期 100 Programの参加者の中に混じって活動する訳ではありません。ただし交流の機会は用意する予定です。
この「with 100」で採択されるメンバーのための「米国でのプロダクトのお披露目の舞台」は用意されていませんのでご注意ください。「作ったものをお披露目するアウトプットの場」ではなく、「作るためのインプットの場」として活用してください。

- 過去に海外経験が少ないこと(少なければ少ないほどプラス)
- 過去に技術プロジェクトへの参加経験があること(チャレンジが多ければ多いほどプラス)
- 過去のプロジェクトで失敗・挫折経験があること(失敗や挫折が多いほどプラス。ただし一定の成果・実績があってもマイナスにはなりません)
- 過去にプロジェクト経験があるが、いま「壁に当たっている」と感じている人
- 海外経験が少ない人
- プログラミングや電子工作などの技術力がある人
- プロトタイピングの段階からグローバルを目指して開発したい方
- すでに自分の取り組みたいアイデアが明確に決まっている方、チームがある方
- 同様の海外派遣プログラムの参加経験や、海外渡航経験の豊富な方
- アイデア発案だけに興味があり、自ら手を動かして作ることに興味がない方
- 猛烈に多忙で、時間が無い方

- 1
応募締切
応募者多数の場合は書類審査による一次選考を行います。書類審査結果は締切後すぐ(1/28まで)にご連絡予定です。
通過者には、1月29日(水)にオンライン面接を実施します。 - 2
準備期間
週に1回、Zoomミーティングを行い、週次の宿題に取り組みます。
2月は「課題図書」に毎週1冊取り組みます。
また、チームを組み、プロトタイプ開発を行います。- 毎週水曜日19:30から1時間を予定
- 初回は2/5(水)です
- 3
SXSW 2025
現地では、多数のセッションの中から、自分で参加したいセッションを選び、参加します。
その他、ミートアップやワーク、メンターセッションなどにも参加することができます。
また、すでにSXSW Pitchに通過した東大のチームが1チームいるため、彼らのピッチをサポートして応援したり、TTT関連企業のブースの出展サポートなどを行う「サポートを通して学ぶ」活動もあります。 - 4
帰国後
チームでの開発を続けます。
- 5
100 Program Demo Day
「ゲスト参加チーム」のような形で登壇いただきます。(オンライン)
詳細は 100 Program ウェブサイトも確認してください。 - 6
Todai To Texas報告会
帰国後(4月上旬を予定)に予定されています。(東京で実地開催)
プロトタイプのピッチとSXSWで学んだことの発表をお願いします。詳細は今後共有します。

フォームの記入内容は、送信後も何度でも更新可能です。
下書きの段階で送信しても全く問題ありません。 締切に遅れないよう、早めのご記入をおすすめします。

SXSWやTTTの雰囲気が伝わる記事になっているので、是非ご覧ください。

- Todai To Texas with 100とは何ですか?
将来グローバルなプロジェクトに挑戦したい学生向けのプログラムです。海外経験や実績がない方でも、SXSWへの参加を通じて成長できます。
- 過去に100Programに参加していなくても応募できますか?
はい、過去の100 Programへの参加経験は必須ではありません。
- チームではなく個人での参加ですか?
はい、個人での参加となります。プログラム期間中にチームを組みます。
- どのような人が対象ですか?
海外経験が少ない、技術プロジェクトの経験がある、過去に失敗や挫折を経験した大学生、大学院生、高専生を歓迎します。
- どのような人には向いていませんか?
すでにアイデアが明確な方、海外経験豊富な方、アイデア発案のみに興味がある方、多忙な方にはおすすめしません。
- プログラム期間中は何をするのですか?
100時間の開発、週1回のZoomミーティング、課題図書への取り組み、チームでのプロトタイプ開発、SXSWへの参加、100 Program Demo Dayでの発表、Todai To Texas報告会での発表を行います。
- SXSWでは何をするのですか?
セッションへの参加、ミートアップ、ワークショップ、メンターセッションなど、様々な機会を通じて学びを深めます。また、SXSW Pitchに通過した東大チームのサポートも行います。
- 参加すると何が得られますか?
SXSWへの参加(渡航費・滞在費は事務局負担)、同世代の仲間、100 Programと同等のメリット(100時間の開発、プロトタイプ、開発支援金)が得られます。
- 参加費はかかりますか?
参加費は無料です。
- 主催はどこですか?
東京大学産学協創推進本部です。
- チームでの応募は可能ですか?
いいえ、チームでの応募は受け付けていません。個人で応募してください。
- 過去の海外経験は選考に影響しますか?
過去の海外経験が少ないほどプラスになります。
- プログラム期間中の開発時間はどのくらいですか?
100時間の開発時間を確保していただきます。
- 週1回のZoomミーティングは必須ですか?
はい、週1回のZoomミーティングへの参加は必須です。
- プロトタイプ開発はどのように進めますか?
プログラムに採択された4名の中で、2人組を2チーム作り、チームでプロトタイプ開発に取り組みます。
- SXSWでの具体的な活動内容は?
セッションへの参加、ミートアップ、ワークショップ、メンターセッションなど、様々な機会を通じて学びを深めます。また、SXSW Pitchに通過した東大チームのサポートも行います。
- 100 Program Demo Dayとは何ですか?
100 Programの最終発表会で、本プログラム参加者は「ゲスト参加チーム」のような形で登壇いただきます(オンライン)。日程は3/23,24です。詳細は100 Programのページもご覧ください。
- Todai To Texas報告会とは何ですか?
帰国後(4月上旬を予定)に東京で実地開催される報告会です。プロトタイプのピッチとSXSWで学んだことの発表をお願いします。
- SXSWへの渡航費や滞在費は自己負担ですか?
いいえ、参加者の渡航費や滞在費は事務局が負担します。ただし、現地での食費や、オースティン市内での交通費など一部は自己負担になります。
- 開発支援金はありますか?
はい、100 Programと同等の開発支援金があります。
- 過去のTTTとは何が違うのですか?
過去のTTTでは展示会への出展を行っていましたが、今回の「with 100」では出展は行いません。
- 今回のプログラムの目的は何ですか?
「作ったものをお披露目するアウトプットの場」ではなく、「作るためのインプットの場」として、視座を上げたり、アイデアをブラッシュアップしたり、インスピレーションを得る場として使ってください。