Todai To Texas(TTT)は、学生の技術プロジェクトチームを、米国テキサス州オースティンで開催される「サウス・バイ・サウスウェスト(SXSW)」へ派遣し、展示やピッチなど通してグローバルな挑戦を支援するプロジェクトです。
12月に開催されるDemo Dayで選ばれた5チームが、2024年3月にあるSXSW 2024に参加します。
募集するのは「今までにないもの」を作っている学生技術プロジェクトチームです。
採択されると、下記のメリットを得られる予定です。
- SXSW出展ブース
- 往復航空券(チーム4名分)
- 宿泊場所(チーム4名分)
- SXSW参加バッジ
- 10年にわたるSXSW参加経験に基づくサポート
- 同世代の仲間
- 20万円の開発準備支援金
皆様のご応募をお待ちしています。
応募締切 | 2023年11月30日 (木)23:59(日本時間) 12月4日(月)までに、Demo Day参加可否(書類選考結果)をご連絡予定です |
Demo Day (選考会) | ピッチと展示で審査を行います。 詳細の下記の「Demo Day」セクションをご覧ください |
準備期間 | Demo Day後は本番まで、毎週水曜の19:30から1時間、オンラインで集まります |
SXSW本番 |
現地では、「CIE」という展示会場に出展するほか、ピッチの機会なども設ける予定です。 |
対象 | 大学生・大学院生による技術プロジェクトチーム |
採択チーム数 | 5チーム(予定) |
参加費 | 無料 |
主催 | 東京大学 産学協創推進本部 |
毎年3月に米国テキサス州オースティン市で開催される巨大イベントです。
100カ国以上から延40万人が集まると言われている
展示会には世界中から集まったグローバル企業やスタートアップによるブースが並び (Exhibitions)、
音楽や映画のライブやイベントが街中で繰り広げられます (Festivals)。
Instagramの創業者らによるセッション
(Photo by Jordan Hefler)
イーロン・マスクもSXSWで登壇
(写真はSXSW2018のセッションのもの)
イノベーターやアーリーアダプターが集まるため、無名のスタートアップにとっても絶好のローンチの場となっています。
かつてTwitterがSXSWをきっかけにブレイクしたり、初期のairbnbやUberもSXSWにやってきたことがあります。
「11年前のSXSWで、Twitterは世界にIntroduceされた」(2018年のTwitter House)
Austinの街中で同時並行的にさまざまなイベントが行われるSXSWの中でも、最も中心となる会場である「Austin Convention Center」の中で開催される展示会がこのCIEで、多くのSXSW参加者が訪れます。
すべてのアラムナイを見るには、「Alumni」セクションをご確認ください。
SXSW 2024の展示会「The Creative Industries Exhibition」に無料で出展できます。
チームメンバー4名までの参加チケットも付与されます
チームメンバー最大4名が現地に参加できます(費用は事務局が負担します。ただし、現地の食費など一部はご自身の負担となります)
出展が決まったチームには、さらに副賞として賞金が授与されます。
3月の本番に向けて、開発や準備を加速してほしいと考えています。
過去参加者によるアドバイス、展示ブースデザインやプロモーションの有形無形の支援などを提供します。
- 技術を使った製品・作品を作っていること
- チームメンバーが全員学生(学部、修士課程、博士課程、いずれも可)であること
- そのうち、東京大学の学生が1名以上チームにいること
- チームメンバーに最近卒業した人がいても、応募可能な場合があります。
詳しくはFAQをご覧いただき、それでも不明な場合は、お問い合わせください。
- 自分たちの製品・作品を世界の舞台で発表したい
- チームのために目指すべき大きな目標、お披露目の場が欲しい
- 同世代の「今までにないもの」を作っている仲間を作りたい
- 1
- 2
TTT Demo Day
ピッチと展示で審査を行います。
詳細は下記をご確認ください。 - 3
準備期間
週に1回、Weekly Meetingを行い、本番に向け準備を進めます。(通常オンライン、一部オフライン)
- 4
SXSW 2024
本番の展示期間です。
日時
14時〜
場所
情報学環・福武ホール
登壇者数
選考方法
- 1. ピッチ(プレゼン)
- 2. 展示
使用言語
- ピッチ:英語ただし質疑応答は日本語の使用可
- 展示:日本語
ピッチの持ち時間
審査基準
- 1. Product & Current Status
- 2. Problem & Future
- 3. Team & Past
審査員
- ・鎌田 富久氏
- ・杉本 雅明氏
- ・宮武 茉子氏
- ・菅原 岳人 (TTT主催)
応募フォーム投稿後は、書類審査結果を12/4までにお知らせします。
書類審査を通過したら、12/17(日)に開催されるDemo Dayに向けて、英語でのピッチと日本語での展示の準備をお願いします。
展示では、実際に動くプロトタイプを展示いただくことを想定しています。
週に1回、全員が集まるWeekly Meetingがあります。
進捗を確認する機会があることで、仲間と一緒に頑張れます。
- 毎週水曜日19:30から1時間
- 初回は12/20(水)です
- Zoom(一部現地開催)
CIEにて出展します。展示期間は、3/10〜3/13ですが、前入りして準備を行います。 CIE以外のイベントにも参加し、ピッチの機会も設ける予定です(詳細は準備中)
フォームの記入内容は、送信後も何度でも更新可能です。
下書きの段階で送信しても全く問題ありません。 締切に遅れないよう、早めのご記入をおすすめします。
SXSWやTTTの雰囲気が伝わる記事になっているので、是非ご覧ください。
- 参加は無料ですか?
無料です。
- 私は東京大学の学生です。法人ではない有志のグループなのですが、TTTに応募できますか?
はい、もちろんです。そのようなチームを募集しています。
- 私はスタートアップ社員です。法人格のあるスタートアップはTTTに応募できますか?
TTTは過去には「スタートアップ枠」も(学生チームと並行して)募集していましたが、今年度(TTT2024)では、学生チームにフォーカスして募集しています。法人格があってもなくても応募は可能ですが、構成員が学生である必要があります。
- 私は東大をすでに卒業した社会人です。社会人も応募できますか?
卒業したのが最近である場合は、応募できるケースがあります。次の項目をご確認ください。
- チーム内に最近卒業したメンバーがいる場合、応募はできませんか?
チームに卒業生がいる場合も、以下の条件を満たす場合は応募可能とします。
- その者が卒業したのが、直近3年以内であること
- チームの過半数 (2名以上) が学生であり、その中に東京大学の在学生がいること
- 私は過去に一度TTTに参加したアラムナイです。TTTにまた応募できますか?
はい、もちろんです。SXSWは一度参加しただけでは魅力をすべて受け止めることができないとも言われ、TTTにも「リピーター」が何人もいます。むしろ、一度SXSWに参加して、その雰囲気やスピリットへの理解が増したと考えます
- 対象はソフトウェアですか?ハードウェアですか?
「今までにないもの」というテーマに合っていれば、何でも構いません。ご応募をお待ちしています。
- 作っているものはあるのですが、会社でもないし、将来ビジネスにするかも未定なのですが、TTTに応募できるのですか?
はい、もちろんです。TTTは起業していなくても、また現時点で起業意思がなくても応募できます。審査時には、マネタイズやマーケットなどのビジネス面についてはそれほど聞きません。多くの素晴らしいスタートアップも、初期の製品は「おもちゃのようなもの」だったと言われています。何かものづくりをしている人は、ぜひご応募ください。ただし、自分のプロジェクトに対する熱意は評価ポイントですので、その点はぜひ審査で伝えてください。
- 過去の参加チームを見ると、ハードウェアが多いように感じました。ソフトウェアのチームは応募できますか?
はい、TTTはソフトウェアのチームも歓迎です。展示会という性質上、訪問者に瞬時に興味を持ってもらう必要があることや、英語という言語の壁があることから、分かりやすさ・伝わりやすさがポイントの1つであることは確かです。ハードウェアはその点やや有利かもしれません。しかし、過去には魅力的なソフトウェアやウェブのプロジェクトがいくつもTTTに採択されています。ぜひご応募をお待ちしています。
- 複数プロジェクトで応募できますか?
はい、可能です。フォームを繰り返し送信してください。ただし、Demo Dayにはそのうち1つのみで採択されます。
- 現状、アイデアしかなく、製品やプロトタイプはありません。応募できますか?
完成した製品はなくて構いませんが、プロトタイプがあることが非常に望ましいです。「まったくのアイデアのみ」の場合は、書類選考で不利になります。ただし、チームの持つ技術力や実績によっては、応募時点ではほとんどアイデアレベルのものが採択されるケースはあります。
- 書類審査に通過してから、Demo Dayまで何を準備したら良いですか?
ピッチと展示をご準備ください。詳細はDemo Dayセクションをご確認ください。
- Demo Dayにはチーム全員が参加しなければなりませんか?
いいえ、必ずしも全員の参加は必要ありません。ただし、もし採択された場合には、他のSXSW参加チームと交流を深めるチャンスではあるので、可能な限りご参加ください。遠方のメンバーがいる場合などは、無理をしないようにしてください。
- 英語に不安があるのですが、Demo Dayのピッチは英語ですか?
はい、現地では英語が話されるため、Demo Dayも英語で実施しています。ただし、質疑応答では、真に必要な情報がより正確に伝わるよう、日本語を可とします。英語が得意でなくても大丈夫です。TTTのデモデーは、審査員も英語ネイティブではありません。簡単な単語を使い、簡潔な構文で、ゆっくりと話す方がずっと良いでしょう。ぜひ挑戦して頂ければと思います。
Demo Dayに英語が得意な仲間を連れてきてもOKです。ただし、SXSW本番も参加できるメンバーに限ります。- デモデーで出展チームとして採択された場合、準備期間のタスクは何になりますか?
準備期間中は、展示の準備を行います。プロダクトの開発についても、SXSWでの展示を少しでも活用するにはどういう開発を行なっていけば良いかについて、アドバイスを行います。