Todai To Texasとは
Todai To Texas (TTT)は、東京大学発のスタートアップやプロジェクトチームを、米国テキサス州オースティンで開催される「サウス・バイ・サウスウェスト(SXSW)」へ派遣し、トレードショーに出展させることで、グローバルに挑戦することを支援する、東京大学産学協創推進本部が主催するプロジェクトです。
SXSW from Home Project
TTT2021では、出展と並行して「うちでSXSW」プロジェクトを実施しました。
詳細は画像をクリック
SXSWとは
100カ国以上から延40万人が集まる
Instagramの創業者らによるセッション (Photo by Jordan Hefler)
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イーロン・マスクもSXSWで登壇(写真はSXSW2018のセッションのもの)
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"11年前のSXSWで、Twitterは世界にIntroduceされた" (2018年のTwitter House)
応募資格
得られるもの
アラムナイ・インタビュー
スケジュール
TTT 2021 Online Demo Day
Zoomでピッチをして頂きます。
詳細は下記をご確認ください。
SXSW 2021 Online
本番の展示期間です。
デモデー(選考会)の詳細
※ 写真は2019年に実施したデモデーの様子です。今回はZoom実施となります。
2021年1月30日 (土)
13時〜
Zoom
7~10チーム程度を予定
ピッチ (プレゼン)
ピッチ5分 + 質疑応答7分
英語
よくある質問
はい、もちろんです。TTTはこれまでの参加チームのうち、およそ半数が法人でした。上の3つのインタビュー記事も、法人 (スタートアップ) のものですので、ぜひご確認ください。ご応募をお待ちしています。
はい、もちろんです。TTTはこれまでの参加チームのうち、およそ半数が法人ではないプロジェクトチームでした。学部・修士課程の学生チームもあれば、博士課程の学生や若手研究者が中心のチームもいました。ご応募をお待ちしています。
はい、もちろんウェルカムです。社会人オンリーのチームも、学生チームに社会人が混じっていても問題ありません。卒業生3人組の週末プロジェクトで参加し、SXSW後に法人化した...といったケース等もあります。ぜひご応募をお待ちしています。
はい、チームのコアメンバーとして1名、東大生か東大卒業生がいれば応募できます。「応募資格」の項目をご確認ください。過去にも様々な大学からの参加者がいました。ぜひご応募をお待ちしています。
はい、もちろんです。SXSWは一度参加しただけでは魅力をすべて受け止めることができないとも言われ、TTTにも「リピーター」が何人もいます。むしろ、一度SXSWに参加して、その雰囲気やスピリットへの理解が増したと考えます (審査項目の「Why SXSW」の説得力に影響します)。新しいプロジェクトを始めた時は、ぜひお待ちしています。
はい、もちろんです。TTTは起業していなくても、また現時点で起業意思がなくても応募できます。審査時には、マネタイズやマーケットなどのビジネス面についてはそれほど聞きません。多くの素晴らしいスタートアップも、初期の製品は「おもちゃのようなもの」だったと言われています。何かものづくりをしている人は、ぜひご応募ください。ただし、自分のプロジェクトに対する熱意は評価ポイントですので、その点はぜひ審査で伝えてください。
SXSWには「新しい何か、未来の何か」を求めて世界中からアーリーアダプター達が集まります。過去の参加スタートアップには、TTT参加のゴールを「海外ユーザーを獲得する・フィードバックを得る」「海外進出のためのパートナーを見つける」「海外メディアに取り上げられる」などと定めていた会社がいます。3社のインタビュー記事もぜひご覧ください。
過去のTTTには、来場していたGoogleの担当者の興味を引いて、Google I/Oでの展示へ招待されたケースや、ABCテレビにその場でスタジオへ連れて行かれて、人気番組で全米に放送されたケース、ブースに来たロンドンのミュージアムの担当者に気に入られて、その年のDesign of the yearの賞に選ばれたチームなどもいました。
今回のSXSWはオンラインとなり、日本では会うことができないアーリーアダプター達と、日本にいながらにして接点を持てるという点では、過去もっとも効率の良いSXSWとなる可能性もあります。
また、SXSWというお披露目の場が設定されることで、自分たちの開発が加速することも「TTTに参加して良かった点」としてよく聞くポイントです。(BionicM孫さんのインタビュー記事をご参照ください)
SXSWは、Social Impactを重視し、人類や社会に大きな影響を与えうるような (でも今はまだ小さな芽のような) アイデアを非常に大事にする文化があります。一方で、Austinの街の標語は「Keep Austin Weird」であり、新しすぎてクレイジーだと思われるようなものを快く受け入れ、リスペクトする土壌もあります。もう1つ、SXSWは長く "Music, Film, Interactive" を3本柱として謳い、"Technology"等とは呼んできませんでした。技術の中でもインタラクティブ性のあるもの、 体験を大事にしているとTTTは考えています。
あなたの製品に、1つでもこれらのキーワード ―― Social Impactや、WeirdでInteractiveな要素 ―― があれば、SXSWはぴったりの場所だと考えます。SXSWが、貴社のグローバルな可能性を拡げてくれるジャンプ台となることを願っています。ご応募お待ちしています。
ショートアンサーは「いいえ」となります。
ロングアンサー:SXSWは、30年以上前にインディーズバンドの小規模な音楽祭という、草の根イベントとして始まりました。以来、領域と規模は拡大しましたが、SXSWの根底には常にインディーズ精神が生き続けているとTTTは考えています。TTTは「テクノロジーの世界におけるインディーズバンドは、スタートアップだ」と考え、彼らの支援を第一の目的にしています。具体的には、審査基準の「Team」の中でこの点を考慮します。もし、あなたのプロジェクトが真にインディーなら、まずはご応募ください。
はい、TTTはソフトウェアのチームも歓迎です。展示会という性質上、訪問者に瞬時に興味を持ってもらう必要があることや、英語という言語の壁があることから、分かりやすさ・伝わりやすさがポイントの1つであることは確かです。ハードウェアはその点やや有利かもしれません。しかし、過去には魅力的なソフトウェアやウェブのプロジェクトがいくつもTTTに採択されています。また、今年はオンライン開催のため、ハード・ソフトで大きく視聴者体験も変わらないと思われます。ぜひご応募をお待ちしています。
はい、別のアイデアで応募することは可能です。フォームを繰り返し送信してください。
アイデアのみでは書類選考で大きく不利になります。完成した製品はなくて構いませんが、プロトタイプがあることが非常に望ましいです。ただし、チームの持つ技術力や実績によっては、応募時点ではほとんどアイデアレベルのものが採択されるケースはあります。
TTT2021では、5チームを採択予定です。それに加えて、昨年COVID-19の影響でSXSWに参加できなかったTTT2020チームや、過去のアラムナイチームからも参加する予定です。
ピッチをご準備ください。TTTが推奨しているピッチ構成はこちらです。
はい、今回はオンライン開催のため、例年以上に言語コミュニケーションが大事になると考えており、今年も英語で実施します。ただし、質疑応答では、真に必要な情報がより正確に伝わるよう、日本語を可とします。
英語が得意な仲間を連れてきてもOKです。ただし、SXSW本番も参加できるメンバーに限ります。その場合も、ピッチの一部はCEO (リーダー) が登場する方が好印象です。
英語が得意でなくても大丈夫です。TTTのデモデーは、審査員も英語ネイティブではありません。簡単な単語を使い、簡潔な構文で、ゆっくりと話す方がずっと良いでしょう。さらに、今年はZoom開催のため、手元のメモを参照しても構いません。ぜひ挑戦して頂ければと思います。
準備期間中は、SXSW2021のオンラインイベントプラットフォーム上に文章や画像、映像をアップロードして頂きます。TTTも、皆さんの動画や画像、英文の作成やクオリティアップをサポートします。
SXSW開催期間中は、このプラットフォーム上でのチャットで、世界中からの参加者の問い合わせに対応していただきます。決められた時間帯は、リアルタイムに回答できるように待機いただく予定です。
また、ビデオ通話を使ったリアルタイムでのプレゼンやデモも実施できるとのことですので、これも時間帯を決めて実施していただく予定です。
SXSW開催時間帯は、米国中部夏時間の10am〜6pmで、日本時間の12am〜7amとなります。
SXSWはインタラクティブ性を重視しているので、日本時間の夜中にはなりますが、決められた時間帯はリアルタイムに対応できるように準備が必要となる可能性があります。現在、SXSW事務局と調整中です。TTTスタッフも期間中の対応をサポートします。
TTTアラムナイに動画制作の専門家がいるため、彼らに動画制作支援を要請します。今年はオンライン開催ということもあり、プロモーション動画が例年以上に大事になると考えており、TTT運営事務局も支援を強化します。サポートを希望する場合、必要となる費用の一部をTTT運営事務局が負担します。
Coral Capital 澤山氏によるSXSW2019についての記事が、大変参考になります。SXSWの雰囲気を掴む参考にしてください。
4つの審査基準「Problem」「Solution」「Team」「Why SXSW」の全てを兼ね備えることは不可能なので、1つでも光るものがあれば十分に採択されます。ヒントとして、課題にSocial Impactはあるか、製品にInteractive性はあるか、チームにIndie精神はあるか、描く未来は新しいか・Weirdでさえあるか、等を念頭に置いています。それぞれのキーワードの説明はFAQ内にあるので見つけてみてください。
最も良い方法は、過去にTTTに参加したアラムナイに話を聞くことかもしれません。また、事前にTTT運営事務局にご連絡いただければ、フィードバックやTipsを紹介できる場合があります。下記までご相談ください。
お問い合わせフォームでご連絡ください。